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40歳から注意!!春は免疫力が低下する?!

40歳から注意!!春は免疫力が低下する?!

ウキウキと明るい気持ちになる春。そんな春に免疫力が低下するのをご存知ですか?40歳以降の方は特に注意が必要です!!

『免疫力』とは何か?

免疫とは、体内に侵入した細菌やウイルス、病原体などの異物は攻撃し、傷ついた細胞は修復。発症したガン細胞や老廃物は処分して、カラダを守り、健康を維持する防護システムのこと。
私達の身の回りには、細菌、ウイルス、汚染物質などカラダに有害なものが沢山存在していますが、普段病気にならないのは、
それらの有害物質を排除してくれる免疫システムのお陰です。
しかし、過剰なストレスや生活習慣の乱れ、自律神経の乱れなどによりその防御システムが正常に機能できなくなり免疫力が低下します。

免疫力が下がる8つの原因!?

日常の見直しで免疫力は上げられる!
まずは、免疫力が低下する原因を知ろう!!

免疫力低下原因 ①加齢

免疫には、異物を食べるマクロファージ、免疫機能の司令塔となるT細胞、T細胞の指令を受けて抗体を作るB細胞など沢山の免疫細胞によって機能しています。

免疫細胞は年齢と共に減少します。
また司令塔となるT細胞と、抗体を作るB細胞の活性が低下することも、免疫低下の原因となります。

ヒトの免疫機能は思春期〜20歳頃がピークで、徐々に低下。
40歳頃から急激に低下を迎えます。
60歳ではピーク時の半分以下まで免疫力は低下。

肌荒れをしやすくなったり、自分の汗でかぶれたり、蕁麻疹がでたり。
年齢と共に病気をしやすくなるのはそのためです。

免疫力低下原因 ②ストレス

ストレスと一言で言っても、要因は様々。
精神的なものの他にも、春先は天候の変化、寒暖差、花粉や黄砂など外的な要因によるカラダへのストレスも、季節の変わり目にはプラスされます。

精神的なストレスを受けると、自律神経は交感神経が優位となり内臓の機能が低下。
血流も悪くなり、免疫細胞や栄養が運ばれなくなり免疫力は低下します。

免疫力低下原因 ③冷え

カラダが冷えると血管は収縮し、血流が悪くなります。
血液は酸素や栄養、熱、免疫細胞をカラダの隅々まで運んでいますが、
冷えて血流が悪くなると細胞は機能が低下してしまいます。

免疫力低下原因 ④睡眠

ヒトは眠っている間にカラダを修復します。
成長ホルモンが成長や美肌、傷んだ細胞の修復をしてくれますが、不規則な生活では自律神経や体内時計が乱れ良質な睡眠を取ることが出来ず、しっかりカラダが修復されない「寝ても疲れが取れない」状態になってしまいます。

免疫力低下原因 ⑤食生活の乱れ

免疫細胞の約『7割が腸』に集中しています。
乱れた食生活は、胃腸に負担をかけ腸内環境を悪くしてしまいます。
腸が疲れてしまうと、腸内の免疫細胞の力も低下。
規則正しい食生活が大切です。

免疫力低下原因 ⑥喫煙

タバコを吸うと、ニコチンにより血流を悪くするのみでなく、免疫を促進するリンパ球の減少、気管の粘膜を覆う綿毛の働きを低下、免疫力を高める働きのあるビタミンCを消費するなどデメリットが多く上げられます。

免疫力低下原因 ⑦運動不足や過剰な運動

適度な運動は免疫アップに繋がりますが、運動不足では血流が悪く酸素や栄養を全身に届けることが出来ません。
反対に、過度な運動ではカラダにストレスがかかり、自律神経が乱れ免疫機能が低下してしまいます。

免疫力低下原因 ⑧ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類。
◎エストロゲン
女性らしいカラダを作るホルモン。
この時期には、感情も落ち着いており、体調もよく、髪や肌の調子も良い時期です。
生理後の期間。

◎プロゲステロン
受精しやすくしたり、妊娠を継続しやすく、妊娠を助ける作用があり、
生理前にはこのプロゲステロンが増加します。プロゲステロンは水分を溜め込む働きがあり、生理前にむくむのはこのためです。

ムクミの状態は血流も悪い状態。つまり酸素や栄養、免疫細胞を隅々まで届けることが出来ず、
冷えやすく、免疫力も低下してしまいます。

免疫力低下のサイン?!

カラダはサインを出しています。
免疫低下のサイン。ちょっと疲れているだけ。。と見過ごしていませんか?
見落としがちな免疫低下のサインはこれ!

ドライマウス

マスク生活の現代人や加齢とともに唾液の分泌が減り、口の中が乾燥してベタつきがちな状態がドライマウス。
細菌やウイルスの侵入口となる口の中がドライな状態だと、雑菌が繁殖しやすくなり防御機能が低下します。

◎ドライマウス原因
自律神経の乱れ・ストレス・噛まずに食べる・加齢
よく噛むことは、唾液の分泌を促すだけでなく、幸せホルモン『セロトニン』を分泌する作用もあると言われます。
副交感神経が優位になるため、食事の際はよく噛んで食べる。ガムを噛むのも忙しい現代人の自律神経を整えるのにオススメとなります。

便の変化

健康は便は少し黄色身があり、臭くなく、バナナ2本分程の量で、水に浮かぶ状態です。
便秘や軟便、ベタつきがある、いつもとは違う匂いで臭い時には注意が必要です。

分泌物の変化

おりもの、痰、目ヤニなど、粘性が強まったり、色や匂いがいつもの異なるのは異物が侵入したサイン。
状態の変化も把握しておくとカラダの変化に気づきやすくなります。

免疫力を上げるには?

イキイキ元気な毎日のため、免疫力を高めよう!!
自分のカラダは自分で守ろう!

免疫力を高める方法 ①栄養バランスを整える

人は食べたもので出来ています。忙しいからと食事を疎かにしては、栄養が不足し免疫は低下します。
ポイントはよく噛むこと。
唾液の分泌を促し、口腔内の雑菌を減らす効果があります。
また、胃腸への負担を減らし自律神経を保ちやすくなります。

加工品や添加物を避け、日本古来からの和食。
発酵食品、酵素(生のもの)、旬の食材がオススメです。

動物性脂質の多い欧米食やストレスは悪玉菌のエサとなるため、バランスよく食べるのが一番。
水溶性食物繊維の多いタマネギ、ごぼう、バナナ、大豆などは善玉菌のエサになりやすく、
野菜や小麦ブランなどの不溶性食物繊維は便の形を作り便通を良くしてくれる働きがあります。

乳酸菌も注目されていますが、身体にあったヨーグルトやサプリメントを活用し
偏らずにバランスよくが大切です。

免疫力を高める方法 ②睡眠の見直し

朝、太陽の光を浴びると、ココロのバランスを整える幸せホルモン『セロトニン』が分泌されます。
このセロトニンは朝日を浴びた約14時間後くらいの、夜になると睡眠を促すホルモン『メラトニン』に変わり、睡眠の質を向上させてくれる働きがあります。

良質な睡眠を取るため、朝は必ず光を浴び体内時計を整え、食事は睡眠の3時間前までに済ませ、寝る前のスマホは控えて脳を休ませる。睡眠時間と睡眠の質を見直してみるとカラダの調子が整います。

免疫力を高める方法 ③ストレス解消

ストレス解消のためには、ストレスとなっている要因を把握することも大切です。
要因に合わせて、ご自身を労る自分だけの時間を設けたり、ゆっくり休んだり・・
ストレスとなっている出来事を、人に話して感情を手放すこともストレス解消になります。

毎日忙しく、自分の時間が取れない。ストレスと感じる暇もなかった・・
そんな方ならば、現実逃避のご褒美式!
ちょっと贅沢なランチやエステで自分だけの癒やしの時間を・・


イライラすることがいっぱい!イライラの感情を手放したい!!
そんな方ならば、誰かに話して出来事や感情を共有してもらうとよいでしょう!
解決策だけでなく、共感してもらいたいの女性。わかるーーー!と言ってもらうだけでスッキリします◎


外食したり、誰かにあったり。。そんな気力も体力もない
肉体的疲労ならばとりあえず、休む!
ゆっくり休んで、映画で涙活なんかもいいかも知れません◎


何がストレスになっているのか?
頑張り過ぎのご人身が、本来の自分が求めていることをしっかり満たしてあげることが大切です!

免疫力を高める方法 ④適度な運動

楽に運動が出来たと思えるくらいの、ウォーキングならば、軽く息が上がるか上がらないかくらいの適度な運動がオススメです。体温が上がって血流が良くなり、酸素や栄養が全身に巡るので代謝UPにもピッタリです。

免疫力を高める方法 ⑤冷え対策

夏でも湯船で温まることをオススメしています。
女性は筋肉量が少なく、脂肪も付きやすいいので男性よりも冷えやすいものです。
また、冷えや運動不足により硬くなってしまった筋肉は、柔軟性が悪く血液を上手く流せません。
ストレッチなどで柔軟性を保つ。マッサージをする。湯船に浸かるなどをして筋肉の柔軟性を保つこともオススメします。
冷たいものを控える。加工品、添加物、グルテンを控え、発酵食品、季節の食材を摂るなど食事面からの見直しも大切です。

免疫力を高める方法 ⑥禁煙

百害あって一利なし。この際に禁煙をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

年齢とともに低下する免疫力ですが、生活習慣で高めていくことも出来ます。
他ならぬ自分のために、免疫力のために出来ること始めてみませんか?

免疫力低下のサインは・・

①体調の変化
食欲低下、疲れが取れない、眠い、分泌物・排泄物の変化、肌荒れ、口内炎、疲れ顔、冷え

②ストレス時
精神的ストレス、気候などの変化などの外的ストレス

③月経時
月経1週間前〜生理期間

免疫力を上げるには・・・

40歳以降の免疫力が低下する世代では特に

・バランスの良い食事・・胃腸に負担をかけない。腸内環境を整える。
・良質な睡眠・・・・・・成長ホルモンでカラダを修復。
・ストレス発散・・・・・自律神経を整えるためストレスは上手に発散。
・疲れを溜めない・・・・寝れば解消!とはいかなくなるので、メンテナンスが大切。
・無理をしない・・・・・無理して頑張るのは美徳ではない!
・よく噛む・・・・・・・唾液の分泌を促し、ドライマウス対策も◎
・よく笑う・・・・・・・ナチュラルキラー細胞を活性化し、免疫力UP


人生100年!!
免疫力を高めて元気で健康な日々を過ごしましょう!!!

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