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第一印象がよくなる【しみの消し方】を解説!

第一印象がよくなる【しみの消し方】を解説!

今キレイと言われるのは、元々の顔の作りがいい人よりも、『 肌 』と『 髪 』がきれいな人。
3〜5秒で決まる第一印象は、見た目55%、声38%、話す内容7%と言われています。見た目の中でもお悩みの多い、『シミ』の改善方法をお伝えします。

シミが出来るメカニズム

シミが出来る主な要因は紫外線。
紫外線を浴びるとメラノサイト(色素形成細胞)に信号が送られメラニン色素が生成されます。メラニンはケラチノサイト(表皮細胞)の中にとどまり、紫外線から肌細胞を守る働きをします。

ケラチノサイト(表皮細胞)は厚さ0.1〜0.3ミリの表皮の中の一番下(基底層)から、約28日かけて肌表面に押し出され角質となって排出されます。
これがターンオーバーです。健康な肌は、この肌の新陳代謝(ターンオーバー)によりメラニンも排出されますが、紫外線やストレス、ホルモンバランスなどの刺激により大量にメラニンが生成されたり、加齢などによりターンオーバーが乱れメラニンの排出が間に合わないとシミとなってしまうのです。

自分で消せるしみ・消せないしみ

シミには種類がある?その種類と原因とは?

1,老人性色素斑(老斑)

日光性色素斑ともよばれ、光老化が原因。日光によく当たる頬やこめかみ、手の甲などに見られ、
30代頃から見られ加齢とともに悪化する。色味の濃いものはレーザーやハイドロキノンなども効果的。

2,肝斑

額や頬、目や口周りに左右対称に現れるシミ。女性ホルモンの乱れなどが原因と言われています。
妊娠中や更年期の女性に多い。
レーザーでは悪化していまうことも多いので、トラネキサム酸の服用が有効。摩擦や紫外線などに反応しやすいのでデイリーケアに注意が必要。

3,雀卵斑(そばかす)

遺伝的な要素が大きい。両頬や鼻の上にメラニン色素が異常繁殖したり、色素沈着によって起こる小さい斑点。
紫外線により増えたり濃くなったりします。

4,炎症後色素沈着

ニキビ跡や傷があとになった状態。シミ取りレーザー治療後の1ヶ月後くらいから50%の方がなると言われています。
ピーリング、イオン導入、ハイドロキノンクリームが効果的とされています。

5.脂漏性角化症(ゆうぜい)(イボ)

紫外線や皮膚の老化が原因。中年以降の高齢者に多く見られ、茶色〜黒色。2〜3mm程度盛り上がっています。
予防の為の紫外線対策が大切で、レーザー治療に向いています。

シミを防ぐセルフケア

時間や費用がかさむシミのケア。自分で出来ることって?

紫外線ケア大丈夫?

大半の原因となる紫外線。
曇りの日や冬場でも日焼け止めは必須。
SPF1=20分の紫外線カット力なので、日常ならばSPF35で十分でしょう。

また紫外線吸収剤が含まれるものは紫外線に当たると活性酸素を作り肌を酸化させてしまうため
紫紫外線を跳ね返す、外線散乱剤使用のUVケアがオススメです。

摩擦あたえてない?

肌への摩擦は紫外線に匹敵する程肌へのダメージとなります。
摩擦を受けた肌は、刺激に耐えようと表皮を厚くしたり、紫外線から守るようにメラニン生成を促進します。
自己流の洗顔、シャワーなどの刺激、自己流美顔器、ファンデーションを塗る際の摩擦など
意識してみると肌に負担がかかっていることがあるものです。

ストレスが多い

ストレスがかかると体内ではストレスに対抗しようと活性酸素が発生。
活性酸素は、メラノサイトを刺激しメラニン生成を促します。またストレスは自律神経やホルモンバランスを乱すため
血流や代謝を低下させ肝斑やシミにも影響を与えます。
日々のストレス発散もシミには効果的なのです。

睡眠の質を見直す

睡眠中には美肌には欠かせない2つのホルモンが出ています。
成長ホルモン・・入眠3時間後に分泌されると言われます。ダメージを修復してくれる若返りホルモン。肌艶を改善、水分維持、ターンオーバー促進。
メラトニン・・・強力な抗酸化力があり、ビタミンCやビタミンE以上とも言われています。成長ホルモンの分泌を促すしてくれます。

食事を選ぶ

揚げてから時間のたった食べ物や冷凍商品など、酸化した食べ物は体内の細胞を酸化させます。
また抗酸化力の高い緑黄色野菜や旬のもの、メラニン生成を抑制するビタミンA(かぼちゃ、ほうれん草、小松菜)
ビタミンCの働きを助けるビタミンE(アーモンド、アボカド)、ターンオーバーをサポートする(大豆、小麦)なども摂るとよいでしょう。

シミに効くのって何?

美白アイテムは沢山ありますが、シミに効果的な成分とはどういったものでしょうか?

トラネキサム酸

アミノ酸の一種で炎症を引き起こす生体内酵素プラスミンを抑制。口内炎、喉の腫れなどにも処方される。
肝斑への効果が認められています。

ハイドロキノン

肌の漂白剤とも呼ばれ、メラノサイト(メラニンを生成する細胞)の活動を弱め、細胞そのものを減少させる成分。その効果はアルブチンやコウジ酸の10〜100倍と言われています。いちご類、麦芽、コーヒーなど天然にもそんざいする成分で、還元作用があり写真の現像に使われています。現像していた人の肌が白くなったことから美白作用があることが発見されました。
ハイドロキノンは単体だと肌への浸透が悪く、トレチノインとの併用で浸透効果を上げられます。

トレチノイン

ビタミンA(レチノール)誘導体の一種。ビタミンAの50〜100倍の活性。
ターンオーバーを促進してくれます。
シミの改善、シワの改善、ニキビ・ニキビ跡の改善、毛穴の開き・黒ずみの改善の効果的。
処方できるのは医療機関のみです。

レチノール

脂溶性ビタミンの一種。ビタミンA.。
レチノイン酸(トレチノイン)の効果を劇的に弱めて化粧品成分として使われているもの。レチノイン酸ほどの効果も刺激も少ない。
医薬部外品に配合され市販で目にすることも増えてきました。光に不安定で紫外線を浴びるとかゆみや炎症が出ることもあります。

ビタミンC誘導体

美白作用、コラーゲン生成作用のあるビタミンC。ビタミンCはそのままでは不安定で参加しやすいため、
安定性を高めるためビタミンCと他の成分を合わせたものがビタミンC誘導体。
メラニン色素の生成を抑制。メラニン色素を還元。活性酸素を抑える抗酸化作用などの効果があります。

やっぱりレーザーがいいの?

シミと言ったら連想しやすいのはレーザー。
シミを取った、悪化したなど色々と聞きますが、メリット・デメリットを見ていきます。

レーザーのメリット

●即効性
濃い色素に反応するので、老人性色素斑には効果的とされています。
濃く目立つシミの改善には即効性を感じらることが多いです。

●シミが取れる!という満足感
シミ取りといえばレーザーという認識が強く、シミが取れるという感覚になるようです。

●レーザーが合うシミがある
脂漏性角化症(突起のあるしみ)、加齢と共に出来やすいイボ、背中のシミ(花弁状色素斑)

レーザーのデメリット

●炎症後色素沈着
レーザーでシミのケアをするということは、シミを焼く、火傷が起きている状態。
その傷が治るまでの段階で50%の方が、レーザー後1ヶ月後にじわじわと出てくる可能性があります。
自然に消失するものの、6ヶ月〜1年かかる可能性があり、この炎症後色素沈着を治すためハイドロキノンクリームを使用することを勧めるクリニックも多いです。またシミを排出しやすくするためトレチノイン(ビタミンA)とハイドロキノンを処方されるケースもあります。


●ダウンタイムがある
レーザー治療後は、患部が火傷状態になるため、照射部分に保護テープを貼る必要があります。
肌色や茶色のテープを1週間程貼っておく必要があり、レーザーを当てたことが人目にわかりやすくなります。


●費用がかかる
1Cm四方で3300〜11000円など価格は様々。
1度で取れるとも限らず、費用がかさむ場合もあります。


●肝斑は悪化することがある。
シミの種類、肌質、体質などによってはかえって悪化してしまうことがあります。


●シミの部分以外はキレイにならない
シミに対してレーザーを照射するので、それ以外の肌全体がキレイになったり、シミの出来にくい肌質へと変わるわけではないので
シミがまた出来ることがあります。

まとめ

シミが出来たのには原因があります。まずは、その原因を見直すこと。そして、予防と改善の2本柱が大切です。同時進行でシミを消していくのがベスト。
セルフケアを見直しながら、シミ専門化粧品でのケアがよいということになります。


①ターンオーバーを正常化し、シミの出来づらい健康的な肌を作る。
トレチノインで遅れてしまったターンオーバーを上げ、メラニンが溜まらない若々しい肌の土台を作る。
紫外線を浴びメラニンが作られても、排出できるようにしていく。

②今あるシミには、ハイドロキノン!!!
シミの漂白剤と呼ばれるハイドロキノン。
漂白のみでなく、新しいシミも作らせない!


美肌を手に入れイキイキ楽しい毎日を過ごそう!!

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